ポール・ジョージが海外リーグからNBAに取り入れたいこととは?「アメリカでやっても最高だ」
ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージは、NBAを代表するスター選手のひとりだ。
2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピックにはチームUSAの一員として出場し、金メダルに貢献するなど、NBAはもちろん国際舞台でも結果を残しているジョージ。
そのジョージが、ヨーロッパやFIBAのバスケットボールからNBAに取り入れたいことに言及した模様。
ジョージによると、熱狂的な盛り上げ方をNBAに取り入れることができれば、選手たちもより熱く戦うことができるという。ジョージのコメントをbasketnews.comが伝えている。
ユーロとFIBAのリーグには、クールでおもしろいことがたくさんあると思う。
彼らの試合の雰囲気を見たことがあるかい?
僕の妻はセルビア出身だから、パルチザンとレッドスターの試合をいくつか見せてくれた。
ライバル対決だ。
屋外での戦いで、煙と炎が上がり、テーマソングとチャントが響き渡る。
もしあれがアメリカにもあれば、すごくドープだろうね。
暴力やそういった面ではなく、試合の雰囲気だ。
FIBAの試合で他国のチームと対戦した時のことを覚えている。
彼らはスタンドで国旗を振り、彼らの国の歌を歌っていた。
ドープだ。
彼らは出身地と文化をすごく大切にしている。
もしそれが(NBAの)ゲームの一部になれば素晴らしいだろうね。
海外のリーグではファン同士による喧嘩も珍しくない。
NBAがそういったことを認めることはないだろうが、もし煙や炎が上がる雰囲気の中でプレイすれば、選手たちの闘争心はますます激しくなるに違いない。
なお、ジョージはNBAと海外のゲームの違いについて次のように語った。
僕たちのゲームはアイソレーションが多い。
彼ら(海外)はアイソレーションでボールを持たせない。
ボールと選手はより動き回る。
彼らは実際にそうやってオフェンスを展開している。
彼らのプレイは本当に基礎的だ。
ここではアイソレーションでプレイするし、2秒でシュートを撃つこともできる。
僕たちのリーグは本当にアイソレーションを重視したオフェンスなんだ。