NBA復帰のアイザイア・トーマス「どんな役割でも影響を与えることができる」
元NBAオールスターポイントガードのアイザイア・トーマスが、現地20日に行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦でNBAゲームに復帰した。
トーマスは10日間契約でサンズに入団。
この日の出場時間は1分間程度に終わったものの、トーマスによると、この10日間契約をきっかけにしてNBAキャリアを復活させたいという。
トーマスは自身の状況について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
このリーグであと数年プレイしたい。
だから、これがその準備になることを願っている。
どんな役割であれ、毎日影響を与える準備はできている。
プレイしようとしまいと、僕にとってそれが得点以上に大きなことなんだ。
僕はリーダーシップを発揮することができる。
模範となって牽引することができる。
僕の経験を活かして牽引することができる。
可能な限りあらゆる方法で助けることができるんだ。
そう語ったトーマスだが、サンズとスタンダード契約を結べるとは限らない。
サンズのロスターはトーマスとの契約によりすべて埋まったが、2ウェイ契約中のセイベン・リーがあと4試合しか出場できないため、サンズはトーマスとの新たな契約を見合わせ、リーの2ウェイ契約をスタンダード契約にアップグレードする可能性があるのだ。
現時点でトーマスがサンズのロスターに残る可能性は低いかもしれないが、トーマスにとってNBAでプレイできることを証明する大きなチャンスになることだろう。
なお、サンズを指揮するフランク・ボーゲルHCは、トーマスについて次のように語っている。
彼はこのリーグで、NBA選手の中で、すごく好かれ、リスペクトされている。
だが、我々は彼のゲームのレベルを見てみるつもりだ。
彼が我々のためにどれだけプレイするかは分からない。
彼がここにいるのは、層に厚みを持たせるためだ。
なぜなら、セイベン・リーがあと4試合しかプレイできないからね。