ダラス・マーベリックスのNBAオールスターガード、ルカ・ドンチッチは、現地29日に行われたサクラメント・キングスとの大一番で26得点、9リバウンド、12アシストの活躍を見せ、マブスを勝利に導いた。

ドンチッチは残り4.1秒にマブスの勝利を決定づけるフリースローを決めたわけだが、ドンチッチはフリースローを決めた後、サイドラインで観戦していたキングスの元ゼネラルマネージャーのブラデ・ディバッツに対し、何やら言葉を放った。

larrybrownsports.comによると、ドンチッチはこの時、ディバッツに対して「彼は僕をドラフトすべきだった」と繰り返し叫んだという。

Luka Doncic as he puts away the Kings tonight in Sacramento with his final free throw, then as the final horn sounds, waves goodbye to former Kings GM Vlade Divac seated courtside and says "he shoulda' drafted me." pic.twitter.com/6j26cLprxA

— Sean Cunningham (@SeanCunningham) March 30, 2024

ドンチッチが2018年のNBAドラフト3位でアトランタ・ホークスに指名された時、キングスは2位指名でマービン・バグリーⅢを指名。

ディバッツは当時、キングスでゼネラルマネージャーとして働いていた。

ブラデは同じヨーロッパ出身であるだけに、ドンチッチはキングスから指名されることを期待していたのかもしれない。

いずれにせよ、ディバッツにとって屈辱的な夜になったと言えそうだ。

なお、2018年のNBAドラフトの結果は以下の通りとなっている。

順	選手	チーム
1	ディアンドレ・エイトン	PHX
2	マービン・バグリーⅢ	SAC
3	ルカ・ドンチッチ	ATL ※DALへトレード
4	ジャレン・ジャクソンJr	MEM
5	トレイ・ヤング	DAL ※ATLへトレード
6	モー・バンバ	ORL
7	ウェンデル・カーターJr	CHI
8	コリン・セクストン	CLE
9	ケビン・ノックス	NYK
10	ミカル・ブリッジズ	PHI ※PHXへトレード
11	シェイ・ギルジアス・アレクサンダー	CHA ※LACへトレード
12	マイルズ・ブリッジズ	LAC ※CHAへトレード
13	ジェローム・ロビンソン	LAC
14	マイケル・ポーターJr	DEN
15	トロイ・ブラウンJr	WAS
16	ザイール・スミス	PHX ※PHIへトレード
17	ドンテ・ディヴィンチェンゾ	MIL
18	ロニー・ウォーカー	SAS
19	ケビン・ハーター	ATL
20	ジョシュ・オコギー	MIN
21	グレイソン・アレン	UTA
22	チャンドラー・ハッチソン	CHI
23	アーロン・ホリデー	IND
24	アンファニー・サイモンズ	POR
25	モーリツ・バグナー	LAL
26	ランドリー・シャメット	PHI
27	ロバート・ウィリアムス	BOS
28	ジェイコブ・エバンス	GSW
29	ジャナン・ムサ	BKN
30	オマリ・スペルマン	ATL
31	エリー・オコボ	PHX
32	ジェボン・カーター	MEM
33	ジェイレン・ブランソン	DAL
34	デボンテ・グラハム	ATL ※CHAへトレード
35	メルビン・フレーザー	ORL
36	ミッチェル・ロビンソン	NYK
37	ゲイリー・トレントJr	SAC ※PORへトレード
38	キリ・トーマス	PHI ※ DETへトレード
39	アイザック・ボンガ	PHI ※LALへトレード
40	ロディオンス・クルークス	BKN
41	ジャレッド・バンダービルト	ORL ※DENへトレード
42	ブルース・ブラウン	DET
43	ジャスティン・ジャクソン	DEN
44	イスフ・サノン	WAS
45	ハミドゥ・ディアロ	BKN ※OKCへトレード
46	ディアンソニー・メルトン	HOU
47	シヴィ・ミハイリューク	LAL
48	ケイタ・ベイツ・ディオップ	MIN
49	チメジー・メトゥ	SAS
50	アリーゼ・ジョンソン	IND
51	トニー・カー	NOP
52	ビンセント・エドワーズ	UTA
53	デボン・ホール	OKC
54	シェイク・ミルトン	DAL ※PHIへトレード
55	アーノルダス・クルボカ	CHA
56	レイ・スパルディング	PHI
57	ケビン・ハービー	OKC
58	トーマス・ウェルシュ	DEN
59	ジョージ・キング	PHX
60	コスタス・アンテトクンポ	PHI ※DALへトレード