シカゴ・ブルズは現地28日、オーバータイムにもつれたトロント・ラプターズとの大激戦を制し、嬉しい今季初勝利を手にした。

ブルズはオーバータイム終盤に2点差を追っていたものの、アレックス・カルーソがパスカル・シアカムからスティールすると、コーナー3ポイントを決めて逆転勝利。

勝利の立役者となったカルーソは試合後、次のようにコメントしたという。nbcsportschicago.comが伝えている。

僕はその時に何が起こっているかを把握する能力を生まれつき持っているのかもしれないね。

勝負の時間だった。

スティールできるようにするために小さなことに取り組んだ。

試合終盤の僕はスティールする機会を伺い、混乱を生み出すことに集中していたんだ。

パスカルは僕に大きな肩をぶつけようとしてきたが、僕を引きはがすことはできなかった。

ボールをはたくと、ザック（・ラビーン）がボックスアウトしているのが見えた。

残り8秒だったから、僕は（ラビーンのために）スペースを確保しようとしたんだ。

ザックの読みは素晴らしかった。

彼は僕を信じ、僕にパスを出し、僕はやるべきことをやった。

コーナーに行き、ショットを撃った。

僕はシュートのルーティンとリズムに集中していた。

ボールが手から離れた時、入る自信がかなりあったんだ。

ブルズはNBA2023-24シーズン開幕戦でオクラホマシティ・サンダーに大敗した後、選手ミーティングを急遽開催した。

もしラプターズに敗れていたら、ロッカールームは相当荒れていただろう。

チームを救ったカルーソのプレイがブルズに火をつけ、連勝街道に乗ることを期待したいところだ。

なお、ブルズの今後10試合のスケジュールは以下の通りとなっている。

現地日付	対戦チーム	ホームorアウェイ
10/28	デトロイト・ピストンズ	アウェイ
10/30	インディアナ・ペイサーズ	アウェイ
11/1	ダラス・マーベリックス	アウェイ
11/3	ブルックリン・ネッツ	ホーム
11/4	デンバー・ナゲッツ	アウェイ
11/6	ユタ・ジャズ	ホーム
11/8	フェニックス・サンズ	ホーム
11/12	デトロイト・ピストンズ	ホーム
11/13	ミルウォーキー・バックス	アウェイ
11/15	オーランド・マジック	ホーム