クリッパーズはポール・ジョージの契約の完全保証に消極的?
ロサンゼルス・クリッパーズのNBAオールスターフォワード、ポール・ジョージは、来季のプレイヤーオプションを破棄して完全FAになると見られている。
クリッパーズはジョージと延長契約、もしくは再契約を結ぶことを望んでいるというが、マックス契約は避けたいと考えているのかもしれない。
RealGMによると、他のNBAチームやエージェントたちは、クリッパーズがジョージとの契約において2026-27シーズン以降のサラリーを保証することに消極的だと感じているという。
カワイ・レナードはクリッパーズと4年2億2300万ドルの契約を結ぶことができたものの、3年1億5300万ドルの延長契約に応じた。
レナードの契約は2026-27シーズンまで続くため、クリッパーズとしてはジョージと2026-27シーズンまでの契約を結び、彼らの契約最終年を現体制でのタイムリミットとしたいのかもしれない。
また、ジョージはオプションを破棄した場合、契約にトレード拒否権を含めるよう要求する可能性があると報じられている。
トレード拒否権を勝ち取るのは難しいかもしれないが、もしクリッパーズがジョージ陣営を納得させる契約をオファーしなければ、ジョージは他のチームのオファーに耳を傾けることになりそうだ。
なお、ジョージが完全FAになった場合、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、オーランド・マジック、ニューヨーク・ニックス、マイアミ・ヒートがオファーを出す可能性があると噂されている。
ジョージの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 74 | 867 |
MP | 33.8 | 33.7 |
PTS | 22.6 | 20.8 |
TRB | 5.2 | 6.3 |
AST | 3.5 | 3.7 |
STL | 1.5 | 1.7 |
BLK | 0.5 | 0.4 |
TO | 2.1 | 2.7 |
FG% | 47.1% (キャリアハイ) | 44.0% |
3P% | 41.3% (キャリアハイ) | 38.5% |
FT% | 90.7% (キャリアハイ) | 85.4% |