タイリース・ハリバートン「NBAプレイオフでは健康なチームが勝つ」
インディアナ・ペイサーズはNBAプレイオフ・カンファレンスファイナルでボストン・セルティックスにスウィープされ、今季を終えた。
ペイサーズにとって大きな痛手となったのは、NBAオールスターポイントガードのタイリース・ハリバートンがハムストリングの怪我により離脱したことだ。
ペイサーズに限らず、多くのNBAチームが主力選手の怪我に苦しめられたこともあり、ハリバートンは健康を維持することの重要性を改めて思い知った模様。
ハリバートンはNBAプレイオフシリーズを振り返り、次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
本当にイライラした。
正直言って最悪だった。
すごく懸命に取り組んできたのに、自分にコントロールできないことが起こってしまう。
イライラしたのは間違いない。
ただ、何より理解したのは、プレイオフではより健康なチームが勝つということだ。
彼ら(セルティックス)はとんでもないチームだ。
ボストンは素晴らしいチームだ。
だが、僕はすごくイライラした。
それまでの僕のプレイとチームのプレイを考えると、本当にイライラした。
今季のNBAプレイオフではニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソン、ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナード、ロサンゼルス・レイカーズのジャレッド・バンダービルト、マイアミ・ヒートのジミー・バトラー、クリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェル、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポ、ニューヨーク・ニックスのOG・アヌノビーなど、多くのチームで主力選手たちが健康を維持することができなかった。
とはいえ、怪我を予測させることはできない。
それがNBAで一貫した結果を残すのが難しい理由のひとつだろうが、ハリバートンは来季バウンスバックし、ペイサーズをさらに引き上げるパフォーマンスを見せるに違いない。
なお、ハリバートンの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | RS | PO |
---|---|---|
G | 69 | 15 |
MP | 32.2 | 34.8 |
PTS | 20.1 | 18.7 |
TRB | 3.9 | 4.8 |
AST | 10.9 | 8.2 |
STL | 1.2 | 1.3 |
BLK | 0.7 | 0.7 |
TO | 2.3 | 2.1 |
FG% | 47.7% | 48.8% |
3P% | 36.4% | 37.9% |
FT% | 85.5% | 85.0% |