スティーブ・カーHCがクリス・フィンチHCに反撃「僕もNBAに映像を送る用意はある」

ミネソタ・ティンバーウルブズを指揮するクリス・フィンチHCは、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第1戦でルディ・ゴベアに対するファウルが適切にコールされなかったとし、NBAに「大量の証拠映像」を送ったことを明かした。
だが、言いたいことがあるのはフィンチHCだけではなかったようだ。
ウォリアーズの指揮官スティーブ・カーHCはフィンチHCの発言を受け、次のように反応したという。larrybrownsports.comが伝えている。
試合開始から10分間は腹が立った。
ヒューストンとのシリーズの再現のようだった。
彼ら(ウルブズ)はまるでステフを熊のようにハグしているようだった。
ファウルが6回はコールされてもおかしくなかった。
だが、リーグはプレイオフでフィジカルなプレイを許している。
本当にクレイジーだ。
全員がファウルしている。
ステフに対してディフェンスしている時に6,7ポゼッション連続でファウルがコールされてもおかしくなかったと思う。
だから、僕にも言いたいことはある。
我々全員に言いたいことがある。
僕もリーグに映像を送る用意はある。
カーHCによると、試合序盤にファウルが適切にコールされなければ、その後の接触が制御不可能になってしまう恐れがあるという。
ロサンゼルス・レイカーズのJJ・レディックHCがウルブズとのファーストラウンドでルカ・ドンチッチに対するファウルが適切にコールされなかったことに怒りをあらわにした時、フィンチHCはウルブズ側も適切にコールされていないとし、レディックHCを牽制した。
今回は逆の立場になってしまった形だ。
なお、カンファレンスセミファイナル第1戦のファウル数はウォリアーズが18回、ウルブズが21回だった。