ロサンゼルス・レイカーズのカイル・クーズマは昨季、期待されたパフォーマンスを見せることができず、レイカーズファンが集うホームゲームでさえ、「トレードしろ！」など強烈なバッシングを浴びた。

昨年夏はワールドカップに出場するチームUSAのロスターに入り、知名度を高めたクーズマ。

だが、レイカーズが低迷していた昨年夏までクーズマの顔は広く知られておらず、名前だけがひとり歩きしていたのかもしれない。

fadeawayworld.netによると、昨年夏に行われたクーズマ主催のキャンプ中、ある少年がクーズマに近づくと、少年はクーズマ本人に対し、「カイル・クーズマはどこにいるの？」と聞いてきたという。

少年に対し、クーズマは「僕がその人だ」と答えたものの、少年はそれを信じない。

何度か同じやり取りを繰り返した後、クーズマはとうとう諦めたのか、ジャケットを着た人物を「彼がクーズマだ」と苦笑いしながら紹介した。

昨季はクーズマにとって厳しい時間となってしまったが、少なくとも昨年夏より知名度は高まっただろう。

来季は少年のアイドルとなるべく、レイカーズを牽引する働きを期待したい。