“ザ・メイルマン”と称されたカール・マローン
ジョン・ストックトンとのコンビプレイで長年にわたってユタ・ジャズを率いたカール・マローンだが、低迷が続くジャズで若手育成にあたることになったようだ。
“ザ・メイルマン”の愛称で親しまれたマローンは、歴代2位となる通算36,928得点を記録し、殿堂入りを果たした名プレイヤー。
NBAキャリアの大半をジャズでプレイし、シーズンMVPを2回受賞、オールスターに連続13回、計14回出場など輝かしい成績を残し、NBA歴代最高のパワーフォワードとも言われている。
特にストックトンとのピック・アンド・ロールは秀逸だった。
分かっていても止められない二人のコンビプレイは、まさにジャズの黄金期を象徴している。
ただ、同じ時代にマイケル・ジョーダンがプレイしていたのは不運といえるかもしれない。
マローンとストックトン率いるジャズは、1996-97シーズン、1997-98シーズンと2年連続でNBAプレイオフファイナルに進出したものの、両年ともジョーダン率いるシカゴ・ブルズに敗戦。
晩年をロサンゼルス・レイカーズで過ごしたマローンだったが、最後までチャンピオンリングを獲得することができず、2005年2月にNBAを引退した。
ちなみに、鋼のような肉体を武器に、現役引退後はプロレスのリングにも上がっている。
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