ヒューストン・ロケッツのマイク・ダントーニHCはジェイムス・ハーデンにポイントガードの資質があることを見抜き、ハーデンがスーパースターとなる手助けをした。

少なくとも昨季のハーデンはチームリーダーとしてロケッツを牽引したように思われるが、ロケッツの元ヘッドコーチであるケビン・マクヘイルは先日、「ハーデンはリーダーじゃない」と指摘。

これに対し、ハーデンは「彼は道化」、「要求されたことはすべてやってきた」と反撃した。

このやり取りを受け、ロケッツの現ヘッドコーチであるダントーニHCはハーデンの擁護に回ったようだ。ダントーニHCのコメントをESPNが伝えている。

「私にできるすべては、私の経験について話すこと。彼（ハーデン）は信じられないくらい素晴らしいよ。昨季、私はコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞した。なぜなら、チームには彼がいたし、他にも10人の男たちがいたからね」

「彼は私が要求したすべてを素晴らしくこなしてくれてる。昨季は彼にたくさんのことを要求した。彼にポイントガードになるよう要求した。ディフェンスを要求した。たくさんのことを要求した。彼は素晴らしく応じてくれたんだ

マクヘイルが指揮した当時、ハーデンは主にスコアラーとしてチームを牽引。

だが、ダントーニHCの下、昨季はチームメイト全員を巻き込むパフォーマンスを見せ、ロケッツを勝利に導いた。

その姿を間近で見ているだけに、ダントーニHCはハーデンのリーダーシップを実感しているのだろう。