昨年夏のトレードでトロント・ラプターズからサンアントニオ・スパーズに移籍したデマー・デローザンには、トレードの噂が出ていた。

だが、グレッグ・ポポビッチHC率いるスパーズは、デローザンを重要なプレイヤーのひとりとして見ているのかもしれない。

RealGMによると、合意には至っていないものの、デローザンとスパーズは延長契約の交渉を続けているという。

デローザン擁するスパーズは昨季、プレイオフには進出したものの、ファーストラウンドでデンバー・ナゲッツに敗れた。

来季のウェスタン・カンファレンスはより厳しいプレイオフレースが予想されるが、デローザンには昨季以上の働きが期待されるだろう。

なお、デローザンは延長契約について次のように話している。

「そのことは考えてない。俺の焦点はコートに出てバスケットボールをすることにある。そうすればすべて展開していくだろう」

昨季のデローザンはレギュラーシーズン77試合に出場し、平均34.9分のプレイで21.2得点、6.0リバウンド（キャリアハイ）、6.2アシスト（キャリアハイ）、1.1スティール、FG成功率48.1％、3P成功率15.6％を記録。

キャリア10年を通してラプターズとスパーズでレギュラーシーズン通算752試合に出場し、平均34.1分のプレイで19.9得点、4.3リバウンド、3.4アシスト、1.0スティール、FG成功率45.1％、3P成功率28.3％を記録している。