デマー・デローザン「演技の授業を受けないと」
プレイオフ常連チームのサンアントニオ・スパーズは現地16日にポートランド・トレイルブレイザーズに敗れ、5連敗を喫した。
この結果に、スコアラーのデマー・デローザンは不満を募らせているのかもしれない。
デローザンによると、第4Q終盤にファウルされながらも、レフェリーがコールしない状況が続いているという。
この件について、デローザンは次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
「ここ最近は腕を振り回し、フロッピングし、主張しなきゃいけなくなってるよね。それが多くのプレイヤーたちがやってることであって、それでファウルコールをもらってるんだ」
「俺は良い演者じゃない。コートに出て、ハードにプレイするだけ。レフェリーが正しくコールしてくれるのを期待してる。俺は演技の授業を受けないといけないかもね」
そう話すデローザンだが、ファウルを期待して待っているより、自身のプレイの幅を広げたほうが手っ取り早いのかもしれない。
近年のNBAでは3Pショットの重要性が叫ばれているが、スパーズ移籍後のデローザンはほとんど3Pを撃たず、昨季のアテンプト数はわずか45本(うち7本成功)。
今季に至っては、まだ4本しか放っておらず、すべて失敗に終わっている。
ちなみに、ラプターズでプレイした2017-18シーズンは3Pを287本放ち、うち89本を成功させた(成功率31.0%)。
ミドルレンジのゲームを得意とするデローザンだが、タフなNBAを生き残るためにも3Pにも磨きをかけたいところだ。
なお、今季のデローザンは13試合に出場し、平均33.8分のプレイで19.8得点、4.8リバウンド、4.8アシスト、0.9スティール、FG成功率50.0%、3P成功率0%を記録。
キャリアを通してトロント・ラプターズとスパーズでレギュラーシーズン通算765試合に出場し、平均34.1分のプレイで19.9得点、4.3リバウンド、3.4アシスト、1.0スティール、FG成功率45.2%、3P成功率28.2%を記録している。
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