デリック・ローズ「ロードマネジメントがあればブルズにいたかも」
キャリア3年目にしてMVPに輝いたデリック・ローズは、フランチャイズプレイヤーとしてシカゴ・ブルズを牽引する男になると思われていた。
だが、MVPに輝いた翌シーズンに前十字靭帯断裂という重傷を負うと、その後も怪我を繰り返し、トレードでニューヨーク・ニックスへ移籍。
だが、今現在のプレイヤー管理手法、つまりロードマネジメントが当時にもあれば、ローズはブルズでプレイし続けていたかもしれない。
ローズはロードマネジメントについて次のようにコメント。yahoo.comが伝えている。
「スポーツの世界において、異なる時代だった。今はロードマネジメントの時代だ。カワイ(・レナード)にされたようなことが俺にされたとは思ってない。だけど、ロードマネジメントがあれば。俺は今でもシカゴ・ブルズにいたかもしれないね」
当時も主力プレイヤーや身体に問題があるプレイヤーを休ませるという考えはあった。
それを取り入れていたのが、サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHCだ。
一方、当時のブルズを指揮していたトム・ティボドーHCは主力プレイヤーたちを酷使する傾向にあった。
それがローズのキャリアに影響を及ぼしたかは分からないが、当時にロードマネジメントという発想が浸透していれば、ローズはもっと早くキャリアを取り戻していたのかもしれない。
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