今季からダラス・マーベリックスのユニフォームを着てプレイしているボバン・マリヤノビッチは、NBA屈指のビッグマンだ。

出場時間こそ限定的であるが、マリヤノビッチの巨躯は相手チームにとって脅威の存在となるであろう。

先日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦では約22分の出場時間でFG7本中6本を含む15得点、16リバウンドとシーズンベストの数字を叩き出したマリヤノビッチ。

チームメイトのクリスタプス・ポルジンギスも、練習の時からマリヤノビッチとのマッチアップに苦労しているのかもしれない。

ポルジンギスはマリヤノビッチについて次のようにコメント。ESPNが伝えている。

「ボビー（マリヤノビッチ）は止められない。彼はリング下で素晴らしいプレイをしてる。彼はすごく大きく、すごく強い。彼がペイントエリア内でボールを持てば、相手プレイヤーにできることはほとんどないんだ」

巨漢であるがゆえに機動力に欠けるため、マリヤノビッチに与えられる出場時間は決して長くない。

だが、マブスにとって欠かせない一員となり、プレイオフ復帰に貢献してくれるであろう。

なお、今季のマリヤノビッチは10試合に出場し、平均13.1分のプレイで7.5得点、5.5リバウンド、0.7アシスト、FG成功率55.4％、フリースロー成功率81.3％を記録。

キャリアを通してサンアントニオ・スパーズ、デトロイト・ピストンズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、マブスでレギュラーシーズン通算196試合に出場し、平均9.9分のプレイで6.2得点、4.0リバウンド、0.6アシスト、FG成功率58.1％、フリースロー成功率77.4％を記録している。