クリーブランド・キャバリアーズのケビン・ラブは先日、ファーストユニットのセルフィッシュなプレイに不満を爆発させ、ベンチで悪態をついた。

これにより、ヒートはラブに罰金処分を科したという。

その後、ラブは「前に進もう。金ならたくさんある」としていたものの、ファーストユニットに対するフラストレーションはまったく解消されていないのかもしれない。

現地4日のオクラホマシティ・サンダー戦で、ラブにクリス・ポールが街アップし、ミスマッチが生じていたが、キャブスがそれを利用することはなかった。

ラブは明らかに苛立ちを見せ、ベンチに下がることとなったわけだが、この件について、ラブは次のように説明。cavsnation.comが伝えている。

「プレイコールを実行してるところだった。ボーナスだったよね。クリス・ポールが俺についてたから。ボールを動かして、ポストにいる俺にパスを出すと思ってた。彼らがダブルチームを仕掛けてきたなら、そこからグッドショットが生まれてただろうね。あれは俺たちがやったことじゃない。イライラしたよ」

この時ボールを持っていたのは、ポイントガードのコリン・セクストン。

ラブのミスマッチに気付いていたのかは分からないが、セクストンはボールを離そうとしなかった。

ラブは先週末のシュートアラウンド時、コービー・オルトマンGMに対して怒りをぶちまけたというが、その直後の出来事であるだけに、ラブのフラストレーションは最高潮に達してしまったのかもしれない。

なお、ヘッドコーチのジョン・ベイレインは、自身のミスだったとしている。

「あれは私のミスだ。我々に（前半）最後のショットを撃たせたかった。彼はクリス・ポール相手にポストアップしてた。私はそれを見てなかったんだ」