マリース・スペイツ「最も異様なのはクレイ・トンプソンの1Q37得点」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンは、NBA有数のアウトサイドシューターだ。
オフ・ザ・ボールの達人でもあり、ディフェンダーにとっては悪夢のような存在であるトンプソン。
元チームメイトのマリース・スペイツは、トンプソンのあるパフォーマンスが忘れられないという。
そのパフォーマンスとは、2015年1月のサクラメント・キングス戦で第3Qだけで37得点を記録したものだ。
スペイツは当時を振り返り、次のようにコメント。NBC Sports Bay Areaが伝えている。
「俺がいつも人々に話してる大きな出来事は、これだ。『彼(トンプソン)は最初の数分間スコアリングしなかった。そして9分そこらで(37得点)スコアリングしたんだ』と話してる。みんなはこう返してくる。『本当に?』とね」
「バスケットボールファンとはそういうものさ。詳細については気にしていない。詳細はこうだ。彼は9分45秒の間にあの得点を記録した。俺が見てきた中で最も大きな出来事。人生において、俺が目撃した最も大きな出来事さ」
1Q37得点はNBA記録であり、対戦したキングスにとっては悪夢のような時間であり、ホームのウォリアーズファンにとっては至福の時間であった。
スペイツはトンプソンの偉業をベンチで見ていたというが、トンプソンの爆発的なパフォーマンス、そして歓喜に包まれるファンの様子は非現実的に見えていたことであろう。
来季から完全復活するであろうトンプソンは、これからも相手チームに悪夢をもたらすに違いない。
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