ニコラ・ミロティッチ「NBAで続けたくない」
ベテランフォワードのニコラ・ミロティッチは、ミルウォーキー・バックスで過ごした2018-19シーズンを最後にNBAを離れた。
現在はスペインの強豪チームであるFCバルセロナでプレイしているミロティッチ。
NBAでプレイしていた時と違い、今は家族と過ごせているというが、ミロティッチの中にNBAはもうないのかもしれない。
ミロティッチによると、2018-19シーズン終了後にユタ・ジャズから3年契約のオファーがあったものの、これを断ったという。
ミロティッチは当時を振り返り、次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。
家族と一緒にギリシャでバカンスを楽しみながらフリーエージェントの期間を過ごしたかった。
ユタはFA選手として初めて僕と契約するため、6月30日に面談を求めていた。
彼らは僕に3年保証付きの素晴らしい契約をオファーしてくれたんだ。
妻に話したところ、妻は僕が幸せになる決断をするよう言ってくれた。
僕は報復分のチケットを買い、家を出たんだ。
テッサロニキ空港のゲートで待っている時、僕はこう考え始めた。
「僕は空港で何をしているんだ?なぜ家族が一緒じゃないんだ?」とね。
僕は自分に「ニコ、行けば契約することになるだろう」語りかけると、空港を出てホテルに戻った。
それからエージェントに飛行機に乗らないことを伝え、面談に出席しないことをユタに謝罪してもらうよう頼んだんだ。
「僕は別の道を選ぶ。NBAで続けたくない」とね。
サイズとアウトサイドショットをあわせ持ち、NBAで重要なプレイヤーとして活躍したミロティッチ。
ミロティッチによると、ジャズの他にも複数のNBAチームからオファーがあったという。
NBAに戻ってくることはもうなさそうだが、スペインで成長し、オリンピックやワールドカップでチームUSAを苦しめるパフォーマンスを見せてもらいたいところだ。
なお、ミロティッチはNBAキャリアを通してシカゴ・ブルズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、バックスでレギュラーシーズン通算319試合に出場し、平均24.2分のプレイで12.3得点、5.9リバウンド、1.3アシスト、FG成功率42.3%、3P成功率35.9%を記録した。
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