ポール・ピアース「アレン・アイバーソンとのマッチアップが死ぬほど怖かった」
殿堂入りレジェンドのアレン・アイバーソンは、 キャリアを通して多くのディフェンダーを苦しめた。
鋭い切り返しでマイケル・ジョーダンやタイロン・ルーをかわした動きがあまりにも有名だが、NBA有数のディフェンスを誇ったポール・ピアースにとってもアイバーソンは悪夢だったのかもしれない。
ピアースによると、アイバーソンに対するマッチアップに恐怖を感じていたという。ピアースのコメントをNBC Sports Bostonが伝えている。
彼にマッチアップすることはなかったが、ピック&ロールでスイッチした時にマッチアップした。
嘘は言わない。
死ぬほど怖かった。
私はディフェンスはできたが、アレン・アイバーソンにはついていけないことが分かっていたんだ。
スポーツセンターのハイライトを見るたびに彼は相手を抜き去っていた。
私は彼に彼の動きをさせ、抜かせた。
うまくいけばベースラインに追い込むことができる。
なぜなら、私では彼についていかなかったからね。
私はスポーツセンターのハイライトで取り上げられたくなかったんだ。
アイバーソンのクロスオーバーに恐怖を感じたのはピアースだけではなかっただろう。
ストリートのムーブを取り入れ、華のあるパフォーマンスでファンを歓喜させたアイバーソン。
GOATの議論で名が挙がることはほとんどないものの、間違いなくNBA史上最高のスコアラーのひとりだった。
ジョーダンのドキュメンタリーシリーズ「ラストダンス」のように、いつの日かアイバーソンの波乱万丈のキャリアをドキュメンタリー化してもらいたいところだ。
なお、アイバーソンはNBAキャリア14年を通してフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、デンバー・ナゲッツ、デトロイト・ピストンズ、メンフィス・グリズリーズでレギュラーシーズン通算914試合に出場し、平均41.1分のプレイで26.7得点、3.7リバウンド、6.2アシスト、2.2スティール、FG成功率42.5%、3P成功率31.3%を記録した。
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