スティーブ・カーが見るマイケル・ジョーダンとステフィン・カリーの共通点とは?
NBAレジェンドのマイケル・ジョーダンとゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、まったく異なるプレイスタイルを持つ偉大なプレイヤーだ。
ジョーダンはミッドレンジジャンパーとポストアップを中心に得点を量産した一方で、カリーは巧みなドリブルワークと高精度のアウトサイドショットで相手を翻弄している。
両者ともバスケットボールのゲームを変えた存在であるが、プレイスタイルが明らかに異なるため、比較されることはほとんどない。
だが、現役時代にジョーダンと共にプレイし、現在はコーチとしてカリーに接しているスティーブ・カーHCによると、ジョーダンとカリーにはある共通点があるという。カーHCのコメントをYahoo Sportsが伝えている。
人々は私にこう質問してくる。
「マイケル・ジョーダンと一緒にプレイするのはどんな感じだった?」とね。
毎晩がショーさ。
それがマイケルと一緒だった時の最も大きかったことだ。
どんな夜もただ畏敬の念を持って彼のプレイを見るんだ。
そのせいか、マイケル・ジョーダンのこれといった瞬間を考えたことは一度もなかった。
ステフにもそれを感じる。
彼は我々のために何度もビッグゲームをしてくれているよね。
すごくたくさんのビッグショットを決めてきた。
ただ、(ジョーダンと同じように)これといって目立つようなものがないんだ。
カーHCによると、ジョーダンとカリーは常に高いレベルで他を圧倒するパフォーマンスを見せるため、印象に残るようなビッグショットが逆に少ないという。
GOATの議論はマイケル・ジョーダン、コービー・ブライアント、レブロン・ジェイムスを中心に回っているが、いずれはカリーの名も加わることになるだろう。
完全復帰するであろう来季はそれを証明してもらいたい。
なお、ジョーダンとカリーのキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | マイケル・ジョーダン | ステフィン・カリー |
---|---|---|
出場試合数 | 1072 | 699 |
平均出場時間 | 38.3 | 34.3 |
平均得点 | 30.1 | 23.5 |
平均リバウンド | 6.2 | 4.5 |
平均アシスト | 5.3 | 6.6 |
平均スティール | 2.3 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 2.7 | 3.1 |
FG成功率 | 49.7% | 47.6% |
3P成功率 | 32.7% | 43.5% |
フリースロー成功率 | 83.5% | 90.6% |
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