ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポは先日、ミルウォーキーで行われた抗議活動にチームメイトたちと参加した。

アンテトクンポをはじめバックスの選手たちは「I can’t breathe（息ができない）」とプリントされたTシャツを着て、抗議活動に参加した人々に水を配るなどしたという。

また、アンテトクンポは抗議活動の参加者たちに向け、情熱的にスピーチした模様。

アンテトクンポは抗議活動に参加した理由について、次のように説明。thescore.comが伝えている。

我々は変化を求めている。

我々は正義を求めている。

それが我々がここにいる理由だ。

それが今日やることだ。

だから僕は君たちと一緒に歩くんだ。

僕の子供にはここミルウォーキーで育ってもらいたい。

道を歩くことに恐怖心を持ってほしくない。

子供に憎しみの心を持ってほしくないんだ。

同日にはアメリカ各所で抗議活動が行われ、トロント・ラプターズのカイル・ラウリーやフィラデルフィア・セブンティシクサーズのトバイアス・ハリスなど多くのNBA選手たちも参加したという。

元NBAプレイヤーのマット・バーンズは先日、NBA選手の中には抗議活動を優先させ、シーズン再開を望まない者もいると明かした。

だが、NBA選手たちはバスケットボールを通してメッセージを伝え、社会が快方に向かうよう尽力することだろう。