デイミアン・リラードが従兄弟の死を語る
ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードはオーランドでのNBAシーズンで支配的なパフォーマンスを続け、ブレイザーズをプレイオフ進出の可能性がある位置まで押し上げた。
シードゲームMVPと言っても過言ではないほどの活躍を見せているリラード。
息を呑むような彼のパフォーマンスは、今年5月に他界した従兄弟に捧げるものなのかもしれない。
リラードによると、従兄弟のブランドン・ジョンソンが他界した悲しみをモチベーションに変えてプレイしているという。リラードのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
彼を失ったことは辛い。
親しい従兄弟が他界したのは彼が初めてだ。
きつかった。
彼が僕にやってもらいたいことを僕は続けている。
彼が誇りに思っていた道を進み続けているんだ。
彼の葬式に参列し、別れを告げることができた。
僕たちは彼の遺体に祈りを捧げ、別れを告げた。
CJ(・マッコラム)も来てくれたよ。
僕とCJは一緒に泣いた。
それも僕たちの兄弟愛の一部さ。
ジョンソンはリラードのパーソナルシェフを担当していた兄を手伝うようになったのがきっかけとなり、2017年からビーガンのリラードの食事をサポートしていたという。
リラードだけでなく、マッコラムやユスフ・ナーキッチなどのパーソナルシェフも務めていたジョンソンは、まさにブレイザーズにとって重要な一員だったと言えるだろう。
リラードは先日のダラス・マーベリックス戦終盤に3Pを放ち、ボールは天高く弾かれてしまったものの、奇跡的にネットを通過した。
リラードによると、天国のジョンソンが決めてくれたショットだったという。
これまでサポートし続けてくれたジョンソンの恩に報いるためにも、NBAチャンピオンに向かって突き進んでもらいたい。
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