昨年夏にスーパースターのカワイ・レナードとポール・ジョージを獲得したロサンゼルス・クリッパーズは、NBAチャンピオン最有力候補の1チームとなった。

だが、レナードとジョージはコンディションに問題を抱えており、NBAシーズンが中断される前までふたりが一緒にコートにたったのはわずか760分だったという。

そのためケミストリーを構築できず、クリッパーズは安定した戦いを見せられない状況が続いていたが、ジョージとレナードはこの問題を解決すべく、中断期間中に親交を深めていたようだ。

ジョージによると、NBAシーズン中断期間とホテルでの共同生活はレナードとの関係を深めるのに役立っているという。ジョージのコメントをclutchpoints.comが伝えている。

僕たちはバブルの外でたくさんの時間を過ごした。

僕は彼のもとを訪ね、彼は僕のもとを訪ねた。

バブルの中でも一緒に過ごしている。

もっと一緒に過ごし、互いを学び、互いを理解することが重要なんだ。

僕たちが一緒に過ごせば過ごすほど、ケミストリーは良くなっていくだろう。

僕たちはプレイしたいと思う場所が違い、特定の方法でプレイすることを好んでいる。

彼がどこでボールをもらいたがっているのか、僕は理解してきている。

逆も然りだ。

（シーズン中断期間とバブルは）関係を築くのに役に立ったと思うよ。

僕たちは互いのもとを行き来した。

僕は彼がいる場所に行ったし、彼は僕がいる場所に来た。

彼と僕だけでなく、チーム全体が同じ時間を過ごしたんだ。

ジョージによると、中断期間中はチーム全員がコミュニケーションを取り続け、それがケミストリーの構築につながっているという。

ケミストリーが構築されつつあるクリッパーズがプレイオフでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしたい。