ロサンゼルス・クリッパーズのモントレズ・ハレルは先日行われたダラス・マーベリックスとのファーストラウンド第3戦で、ルカ・ドンチッチに対して暴言を放ったと報じられた。

平等を訴える社会運動が続いている中、ハレルの発言には「ダブルスタンダードだ」などと批判が集中した。

この発言が問題となった後の第4戦開始前、ハレルはドンチッチと話をし、問題発言を謝罪したという。

ハレルによると、「外部で騒がれていることはナンセンス」、「リスペクトしている」などと伝えたというが、ドンチッチも理解を示したようだ。

ハレルの謝罪を受け、ドンチッチは次のようにコメント。USA TODAYが伝えている。

OK、気にしていないよ。

コート上ではたくさんの感情がある。

特にプレイオフではね。

時には言いたくないことを言ってしまうこともあるだろう。

彼は謝罪してくれた。

僕はそれをリスペクトする。

問題ないよ。

ドンチッチはシリーズ第4戦で決勝3Pを含む43得点、17リバウンド、13アシスト、2スティール、1ブロックショットとNBA史に残る素晴らしいパフォーマンスを見せ、マブスを勝利に導いた。

一方、ハレルはわずか2得点、1リバウンド、1アシストと精彩を欠き、明暗が分かれる結果となった。

これでシリーズは2勝2敗のタイ。

シリーズ第5戦は両チームにとって重要な一戦となるだけに、ドンチッチはもちろんハレルの奮起にも期待したいところだ。