ランドリー・シャメット「感情の昂りと状況の緊迫感を考慮していなかった」
NBA選手たちはボイコットを決めた当日の夜に緊急ミーティングを開催し、シーズンを続行するか中止するかの投票を行った。
多くの選手たちはシーズン続行を求めた一方で、今季のNBAチャンピオン最有力候補であるロサンゼルス・レイカーズとロサンゼルス・クリッパーズはシーズン中止に票を投じた。
その翌日にもミーティングを開催し、シーズン続行が決定したわけだが、クリッパーズのランドリー・シャメットが投票の時の心境を明かした模様。
シャメットによると、当時は感情が昂り、緊迫した状況にあったという。シャメットのコメントをESPNが伝えている。
公正に言うなら、あの投票は僕たちが「バスケットボールをプレイしたくない」と言っているものではなかった。
僕たちが何が最善だと思っているのかの世論調査だった。
僕たちのチームが考えていることの結果だったんだ。
物事がすごいスピートで動いていた。
多くの人々はステップアップしなければならず、何が最善なのか見つけ出さなければならなかった。
ただ、僕たちは感情の昂りと状況の緊迫感を考慮していなかったと思う。
選手全員でじっくり話し合い、対処し、考え、議論するのは本当に初めてのことだったしね。
バブルの中で本当に良い対話が出来たと思うよ。
シャメットによると、シーズン中止に投票したことが適切な判断だったのか分からないまま、その日は眠りについたという。
そして翌日、NBA選手たちはシーズン続行の結論に至った。
NBPA会長のクリス・ポールはクリッパーズとレイカーズ抜きでのシーズン続行は考えられなかったと語ったが、この数日の間に選手たちが感じたストレスとプレッシャーは相当なものだったことだろう。
すぐに気持ちを切り替えるのは難しいだろうが、現地29日から再開予定のプレイオフでは熱のこもったパフォーマンスを見せてもらいたい。
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