バイロン・スコット「NBA選手たちは黒人ヘッドコーチ候補を擁護すべき」
NBA選手たちは社会正義のため、さまざまなメッセージを発信している。
オクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールはNBAチームのオーナーに黒人を増やすべきと声をあげているが、元NBA選手であり、現役引退後はロサンゼルス・レイカーズなどのヘッドコーチを務めたバイロン・スコットは、NBAのスーパースターたちにさらなる働きかけを求めている模様。
スコットによると、かつてコービー・ブライアントがそうしたように、NBA選手たちは黒人のヘッドコーチをもっと擁護すべきだという。
ブルックリン・ネッツのヘッドコーチにスティーブ・ナッシュが就任したことに落胆したというスコットは、次のようにコメント。tmz.comが伝えている。
(ナッシュのヘッドコーチ就任について)私がまず思ったのは、なぜこのリーグでコーチングの経験があるマーク・ジャクソンもしくは他のアフリカンアメリカンがブルックリン・ネッツを指揮する機会を得られなかったのか、ということだ。
我々はロスターにスーパースターたちがいるチームから仕事をもらっていない。
カイリー・アービングやケビン・デュラントのようなスターが2人いるチームからはね。
何もないところから構築する仕事はもらっているが、彼らはこう言うんだ。
「我々は彼にチャンスをあげた」とね。
我々の選手たちは黒人のコーチを擁護するのに十分な仕事をしていない。
我々はそれも変えていかなければならないんだ。
スコットによると、彼が2014年にレイカーズのヘッドコートに就任した時、NBAレジェンドのブライアントが上昇部にかけたってくれたという。
ブライアントと同じように、力のあるスーパースターたちがもっと声をあげるべきと主張するスコット。
これを受け、NBAのスーパースターたちはどう動くのだろうか?
なお、スコットはナッシュについて「彼のことは好きだし、リスペクトしている」とした一方で、「彼より優秀な黒人ヘッドコーチ候補は他にもいた」と語っている。
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