元MVPのデリック・ローズは、シカゴ・ブルズ時代にキャリアを脅かすほどの大きな怪我を負った。

それ以降はMVPシーズンのようなダイナミックなパフォーマンスを見せることができず、難しい時間を強いられていたローズ。

だが、ブルズ時代の恩師トム・ティボドー指揮するミネソタ・ティンバーウルブズに移籍すると、感動的な復活を遂げた。

波乱万丈のNBAキャリアを送ってきただけに、不屈の闘志で復活したローズを多くのファンが称え、憧れを抱いているが、そのようなファンにローズが力強いメッセージを送った模様。

fadeawayworld.netによると、先日32歳の誕生日を迎えたローズは、SNSを通して次のようなメッセージを発信したという。

どうか僕を偶像化しないでくれ。

僕は君たちが望むような典型的なフーバーやセレブ、そういったものではない。

君自身を見つけ、何かをマスターし、マスターしたものを表現する方法を見つけてくれ。

君たちにかかっている。

そうすれば、皆がプレイしているこのゲームをもっと簡単に見られるようになるだろう。

誓うよ。

マジックショーに参加するな。

見るな！

見せかけの愛には近づかないでくれ！！！

SNSが浸透したことにより、NBA選手はもちろん著名人に批判が集まりやすい状況になっている。

そういったことに加わらず、自身の目で見て自身の道を歩くことが何よりも大切だとローズは言いたいのだろう。

長く辛い時間を過ごしたローズの言葉は非常に重く、これからも多くの人々にポジティブなエネルギーを与え続けてくれるに違いない。

なお、ローズの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。