チャールズ・バークレー「ネッツはカイリー・アービングを信頼していない」
ブルックリン・ネッツは先日のトレードで元MVPのジェイムス・ハーデン獲得に成功した。
このトレードにより、ネッツはハーデン、ケビン・デュラント、カイリー・アービングというNBAを代表するスーパースター3人を擁するスーパーチームへと生まれ変わったが、アービングの復帰時期が未定の中のトレードだったため、ハーデンのトレード獲得はさまざまな噂や憶測を呼んだ。
「アービングのNBA引退に備えてのトレードでは?」などという声も聞こえていた中、NBAレジェンドのチャールズ・バークレーがこのトレードに言及した模様。
バークレーによると、ネッツとアービングの信頼関係は崩れてしまっているという。バークレーのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
ネッツはカイリーを信頼していないんじゃないかな。
ケビン(・デュラント)はこう考えていたと思うよ。
「ジェイムス(・ハーデン)をここに連れてきたほうがいい」とね。
カイリーがいなかったとしても、ジェイムスとKDがいるネッツはかなり手強い。
カイリーがいようがいまいが、彼らは良いチームになるだろう。
KDはこう思っていたんじゃないかな。
「僕はあいつ(アービング)を信用できない。彼はやりたい時だけやる。自分勝手だ。保険としてジェイムスを連れてこなければならない」とね。
このトレードは我々がNBAで見てきた中で、おそらく最高の保険だ。
ハーデンとデュラントはオクラホマシティ・サンダー時代のチームメイトでもあり、ネッツではまだ2試合をこなしただけではあるが、コンビネーションに大きな問題は見られない。
むしろ素晴らしい戦いを繰り広げていると言えるだろう。
とはいえ、アービングが加わったネッツがさらに強力なチームになる可能性は十分にある。
クリーブランド・キャバリアーズ離脱以降のアービングは厳しい評価にさらされているが、復帰後はバークレーや周囲の評価を覆すパフォーマンスを見せてもらいたいところだ。
なお、アービングはすでにチーム練習に参加しており、現地20日のキャブス戦で復帰する可能性があると報じられている。
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