アンドレ・ドラモンド「アレックス・カルーソは人々が言っている以上に優れたポイントガード」
昨季NBA王者ロサンゼルス・レイカーズのフランク・ボーゲルHCは、レブロン・ジェイムスとデニス・シュルーダーの離脱に伴い、NBAキャリア4年目のアレックス・カルーソを先発ポイントガードとして起用している。
カルーソはレイカーズファンから愛されている選手ではあるものの、NBA全体で見るとそれほど高く評価されていないと言えるだろう。
だが、ベテランビッグマンのアンドレ・ドラモンドによると、カルーソは人々から適切に評価されていないという。ドラモンドのコメントをtalkbasket.netが伝えている。
アレックスは人々が言っているよりはるかに優れたポイントガードだ。
彼は非常に優れたフロアジェネラルさ。
それに素晴らしいリーダーでもあるんだ。
ゲームがごたごたしている時は僕たちをまとめてくれる。
チームの全員と常にコミュニケーションをとっている。
彼がより仕事しやすくなるようにするのは、僕にとって楽しいことさ。
彼は1on1で相手を倒すような選手ではない。
だから、彼とピック&ロールをしたり、共にプレイすることは、彼とのケミストリーを構築するうえで必要なことなんだ。
彼がどの場所でピック&ロールをするのが好きなのか、どのタイミングでやりたいのか、レイアップを狙う時にどっちの手を使うのが好きなのか、彼のためにスペースを確保するにはどうすればいいのか、そういったことを映像と練習で一緒に確認している。
彼にはいろんなゲームがあるし、僕なら彼がもっと良くなるように手助けできるだろう。
ジェイムスとシュルーダーの代役としてプレイしていること、NBAプレイオフ進出をかけてギリギリの戦いが続いていることを考えると、カルーソには相当なプレッシャーがかかっているだろう。
だが、「カルーショー」、「GOAT」、「薄毛のマンバ」の愛称で親しまれているカルーソには大きなプレッシャーを跳ね除け、レイカーズを牽引するパフォーマンスを期待したい。
なお、カルーソの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 54 | 180 |
平均出場時間 | 20.8 | 18.8 |
平均得点 | 6.0 | 5.8 |
平均リバウンド | 2.9 (キャリアハイ) | 2.3 |
平均アシスト | 2.6 (キャリアハイ) | 2.3 |
平均スティール | 1.1 (キャリアハイタイ) | 1.0 |
平均ターンオーバー | 1.3 | 1.1 |
FG成功率 | 42.8% | 42.6% |
3P成功率 | 39.8% | 37.5% |
フリースロー成功率 | 66.2% (キャリアワースト) | 72.7% |
コメントを残す