カリーム・アブドゥル・ジャバー「NBA最高のビッグマンはアンソニー・デイビス」

NBA2020-21シーズンのMVP最終候補には、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが残った。
実質的にはヨキッチとエンビードの一騎打ちであり、今季のMVPレースはビッグマンの台頭が目覚ましいことを象徴したものになったと言えるだろう。
だが、NBAレジェンドのカリーム・アブドゥル・ジャバーによると、NBA最高のビッグマンはヨキッチでもエンビードでもなく、ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスだという。
元レイカーズのジャバーはデイビスについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
私にはお気に入りのビッグマンがいる。
彼は背番号3番のユニフォームを着て、たまたまロサンゼルスでプレイしている。
アンソニー・デイビスだ。
私は彼が最も才能ある選手だと思っている。
ペイントエリア内の彼は明らかに素晴らしい。
ペイントエリア内の彼のオフェンスは素晴らしい。
それにペリメーターでもプレイできるし、相手にとって問題となるんだ。
3ポイントも安定して撃つことができるし、ミッドレンジジャンパーとロングレンジジャンパーを撃つこともできる。
だから、私は彼を選ばなければならないんだ。
君たちが言っているように、エンビードはタフだ。
ヨキッチはタフだ。
私は彼らのプレイをあまり見ていない。
彼らのプレイをもっと見たら、考えが変わるかもしれないね。
だが、それでも私はADを選ぶだろう。
なぜなら、彼はレイカーだし、これまでそれを証明してきたからだ。
デイビスはインサイドディフェンスにおいてもNBAトップレベルであり、デイビスをNBA最高のビッグマンに挙げるアナリストは少なくないだろう。
今季は怪我の影響で影が薄くなってしまったが、来季は健康な状態でプレイし続け、NBA最高のビッグマンであることを証明してもらいたい。
なお、デイビス、エンビード、ヨキッチの今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | A・デイビス | J・エンビード | N・ヨキッチ |
---|---|---|---|
出場試合数 | 36 | 51 | 72 |
平均出場時間 | 32.3 | 31.1 | 34.6 |
平均得点 | 21.8 | 28.5 | 26.4 |
平均リバウンド | 7.9 | 10.6 | 10.8 |
平均アシスト | 3.1 | 2.8 | 8.3 |
平均スティール | 1.3 | 1.0 | 1.3 |
平均ブロックショット | 1.6 | 1.4 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 2.1 | 3.1 | 3.1 |
FG成功率 | 49.1% | 51.3% | 56.6% |
3P成功率 | 26.0% | 37.7% | 38.8% |
フリースロー成功率 | 73.8% | 85.9% | 86.8% |
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