ラプターズがパスカル・シアカムをキープ?
NBAキャリア5年目を終えたトロント・ラプターズのパスカル・シアカムには、トレードの噂が浮上している。
元NBAオールスターフォワードのシアカムにはサクラメント・キングス、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ロサンゼルス・クリッパーズが関心を持っており、トレードの道を探っているというが、よほどの資産とのトレードでなければシアカムを獲得することはできないのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、ラプターズはシアカムに対するトレードオファーに耳を傾けているものの、シアカムをロスターに残す可能性が高まっているという。
シアカムにトレードの噂が浮上した理由は2つある。
1つ目の理由は、ラプターズが今年のNBAドラフト4位でガードのジェイレン・サッグスではなく、フォワードのスコッティ・バーンズを獲得したことだ。
だが、ラプターズのフロントオフィス陣はシアカムに対し、バーンズとの起用法などチームのビジョンをしっかり説明し、シアカムも納得したという。
2つ目の理由は、シアカムが指揮官のニック・ナースHCと口論を繰り広げたということだ。
しかし、シアカムとナースHCはその後話し合い、両者の間の摩擦はすでに解消されたと報じられている。
シアカム自身もラプターズの一員としてプレイすることを望んでいるというから、よほど大きなオファーでない限り、ラプターズがトレードに応じる可能性は低いと言えそうだ。
ただし、ラプターズはシアカムに「トレードしない」と約束したというが、デマー・デローザンにトレードしないと約束したにもかかわらずサンアントニオ・スパーズに放出した過去がある。
なお、シアカムは今年6月の肩の手術を受け、NBA2021-22シーズン開幕から1~2カ月後に復帰する見込みだ。
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