ベテランビッグマンのマーク・ガソルはこの夏にNBAを離れ、故郷スペインに帰国した。

ガソルは古巣バルセロナ、もしくはガソルがオーナーを務めるジローナで現役を続けると噂されていたが、いずれも実現していない。

つまり、ガソルはプロバスケットボール選手としてのキャリアを完全に終えたのかもしれない。

hoopsrumors.comによると、イタリアのチームであるヴィルトゥス・ボローニャは先月、センターのエクペ・ウドーが膝の怪我で離脱したことを受け、ガソルのオファーを出したというが、紳士的に断られたという。

ボローニャのヘッドコーチを指揮しているのは、スペイン代表のヘッドコーチを務め、トロント・ラプターズでアシスタントコーチとして働いた経験があるセルジオ・スカリオロ。

スカリオロはガソルと親密な関係を築いてるだけに、ガソルのボローニャ移籍を切望していたに違いない。

ゴールデンステイト・ウォリアーズなど複数のNBAチームがプレイオフ前にガソルにオファーを出すとも噂されているが、ガソルは家族と平穏な生活を続けることになりそうだ。

なお、ガソルのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	NBAキャリア
所属チーム	メンフィス・グリズリーズ トロント・ラプターズ ロサンゼルス・レイカーズ
出場試合数	891
平均出場時間	32.2
平均得点	14.0
平均リバウンド	7.4
平均アシスト	3.4
平均スティール	0.9
平均ブロックショット	1.4
平均ターンオーバー	2.0
FG成功率	48.1％
3P成功率	36.0％
フリースロー成功率	77.6％