ラッセル・ウェストブルックがクリップウォーキングをした理由について「音楽が流れてきたから」
ロサンゼルス・レイカーズのNBAオールスターガード、ラッセル・ウェストブルックは、ようやくチームのシステムにフィットし、本来のパフォーマンスを取り戻しつつあるように見える。
現地10月31日のヒューストン・ロケッツ戦では20得点、8リバウンド、9アシスト、1スティールを記録し、勝利に貢献したウェストブルック。
その日のウェストブルックはノリノリだったのか、試合中にステップを踏みながらドリブルをするシーンも見られた。
このステップはロサンゼルスで人気がある「クリップウォーキング」と呼ばれるものであり、ウェストブルックによると、大好きな音楽が流れたから思わずクリップウォーキングをしてしまったという。ウェストブルックのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
あの音楽が流れてきた時、「僕の舞台だ」と思ったんだ。
すると、足が動き始めた。
あれが僕のやり方さ。
僕はダンスが大好きだし、ダンスは楽しい。
だから、試合中だったが楽しんだ。
あれが僕であり、僕たちが僕たちになるためにも僕は僕らしくあり、自由にやる必要があるんだ。
僕はそれで良いと思っているよ。
チームとチームメイトたちに良いエネルギーをもたらすし、僕たちをハッピーにする。
僕はいつだって楽しみたい。
勝とうが負けようが引き分けだろうがね。
僕個人としては、そうしなければ緊張してしまうんだ。
もし僕がものすごく集中し、楽しめていなければ、何をすべきなのか分からなくなってしまう。
ただ笑顔でゲームを楽しむだけさ。
ウェストブルックによると、レイカーズのチームメイトたちもウェストブルックのダンスパフォーマンスを認めてくれたという。
ようやく緊張から開放され、笑顔が戻ってきたウェストブルック。
開幕後しばらく厳しい戦いが続いたが、これからのウェストブルックはMVPレベルのパフォーマンスでレイカーズを牽引することだろう。
なお、ウェストブルックの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 8 | 951 |
平均出場時間 | 35.9 | 34.7 |
平均得点 | 19.4 | 23.1 |
平均リバウンド | 8.8 | 7.4 |
平均アシスト | 8.5 | 8.5 |
平均スティール | 1.5 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 4.9 | 4.1 |
FG成功率 | 44.5% | 43.7% |
3P成功率 | 21.9% | 30.5% |
フリースロー成功率 | 58.1% | 78.9% |
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