カイリー・アービングのトレード価値が低下?
NBAオールスターガードのカイリー・アービングは接種を完全に受けない限り、もしくはニューヨークの規制が緩和されない限り、もしくは他のNBAチームにトレードされない限り、NBAゲームに出場することができない。
ネッツにとってもアービングを起用できないことは大打撃だろうが、アービングをトレードで放出し、即戦力となれるNBAスターを獲得するという手段は残っている。
だが、アービングをトレード要員としてNBAスターを獲得するのは難しいのかもしれない。
HoopsHypeによると、アービングが接種を拒否する前は少なくともNBA4チームがアービングに関心を持っていたが、今は多くのNBAチームのフロントオフィスがアービングを信用しておらず、トレードが実現するのは難しい状況であることを、複数のNBAチームの幹部が明かしたという。
ネッツにとっての最善策は、アービングとのトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズのベン・シモンズを獲得することなのかもしれない。
そうすればアービングはすぐにNBAゲームでプレイできるようになり、シモンズもネッツの一員として喜んでプレイするだろう。
だが、シクサーズはアービングのこれまでの言動を疑問視し、シモンズとのトレードでアービング獲得を狙うことはないとされている。
アービングは怪我が少なくないNBA選手でもあるため、それもトレード価値が低下している要因のひとつだろう。
果たしていつになればアービングはNBAに復帰できるのだろうか?
なお、アービングの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 54 | 582 |
平均出場時間 | 34.9 | 33.9 |
平均得点 | 26.9 | 22.8 |
平均リバウンド | 4.8 | 3.8 |
平均アシスト | 6.0 | 5.7 |
平均スティール | 1.4 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 2.4 | 2.6 |
FG成功率 | 50.6% (キャリアハイ) | 47.0% |
3P成功率 | 40.2% | 39.1% |
フリースロー成功率 | 92.2% (キャリアハイタイ) | 88.1% |
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