スティーブ・ナッシュHC「ケビン・デュラントに負担をかけすぎないことが重要」
NBAが誇るスコアラーのケビン・デュラントは、ブルックリン・ネッツにおいて最も重要な選手だ。
だが、NBAオールスターガードのカイリー・アービングがネッツの練習と試合に参加することができないため、デュラントにかかる負担はより大きくなってしまうだろう。
そんな中、ネッツを指揮するスティーブ・ナッシュHCがデュラントの起用法に言及した模様。
ナッシュHCによると、デュラントの1on1だけに頼るのではなく、流れの中でデュラントにシュートを撃たせることが重要だという。ナッシュHCのコメントをThe New York Postが伝えている。
ケビンは間違いなくエリートスコアラーであり、アイソレーションのオフェンスに長けている。
我々は彼に頼ることもあるだろう。
だが、我々のチームにとって重要なのは、彼に負担をかけすぎないということだ。
彼に試合を通して負荷のかかるディフェンスをさせるより、流れの中で、チームワークの中でスコアリングするチャンスをできるだけ多く与えたい。
彼は誰が相手でもプレイを成功させることができる。
我々にとっては贅沢なことだよね。
ただ、決して彼だけに頼りたくない。
それが我々のビジョンだ。
だが、贅沢なことでもある。
彼が立ち上がり、相手の上からスコアリングすれば良いのだからね。
ナッシュHCによると、昨季からネッツでプレイしているのは7人しかいないため、まだ互いを理解しきれておらず、ケミストリーの構築には時間がかかるという。
昨季のNBAファイナルではデュラントを酷使したにも関わらず、NBAタイトルを勝ち取ることができなかったネッツ。
今季はデュラントの負担と疲労を軽くすることが求められるだろうが、ネッツの選手たちもそれを理解し、デュラントをサポートすべく全力を注ぐことだろう。
なお、デュラントの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 12 | 896 |
平均出場時間 | 34.5 | 36.7 |
平均得点 | 29.5 | 27.1 |
平均リバウンド | 8.5 (キャリアハイ) | 7.1 |
平均アシスト | 5.0 | 4.2 |
平均スティール | 0.6 (キャリアワースト) | 1.1 |
平均ブロックショット | 0.7 (キャリアワーストタイ) | 1.1 |
平均ターンオーバー | 3.5 | 3.1 |
FG成功率 | 58.5% (キャリアハイ) | 49.6% |
3P成功率 | 40.4% | 38.4% |
フリースロー成功率 | 82.9% (キャリアワースト) | 88.2% |
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