トレイシー・マグレディがNBA75周年チームにアンソニー・デイビスが選出されたことに「茶番」
NBAは先日、75周年を記念してNBA史上最も偉大な75選手を発表した。
マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアント、レブロン・ジェイムスなど数々のスーパースターたちが順当に選出された一方で、NBA75周年チームに「値しない」と評価されている選手も少なくない。
元NBAスターのトレイシー・マグレディによると、アンソニー・デイビスが選出されてドワイト・ハワードが選出されなかったのはおかしいという。マグレディのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
茶番だ。
8年連続でリーグを支配したドワイト・ハワードがあのリストに相応しい。
アンソニー・デイビスのような男がリストに入っているのは信じられないね。
アンソニー・デイビスを軽視しているわけではない。
だが、レブロン・ジェイムスとチームメイトになり、レイカーズでNBAチャンピオンになるまでのアンソニー・デイビスを考えてみてくれ。
もしアンソニー・デイビスが今引退したなら、ドワイト・ハワードのキャリアより上なのか?
とんでもないね。
このリストに怒ることはできない。
トニー・パーカーはリストに相応しいと僕は思っている。
だが、リストに入るべき男が入っていなくて、入るべきではないと思う男が入っているんだ。
ハワードはオーランド・マジック時代にディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを3度受賞するなど、素晴らしいNBAキャリアを送っていた。
マジックをNBAチャンピオンに導くことはできなかったものの、ハワードの功績が忘れ去られることはないだろう。
NBAがどのような基準で75人を選出したのか分からないが、たとえ基準を明確にしたとしても、このような議論は永遠に続くに違いない。
なお、ハワードとデイビスのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | D・ハワード | A・デイビス |
---|---|---|
出場試合数 | 1196 | 580 |
平均出場時間 | 32.3 | 34.4 |
平均得点 | 16.0 | 23.9 |
平均リバウンド | 12.0 | 10.2 |
平均アシスト | 1.4 | 2.3 |
平均スティール | 0.9 | 1.4 |
平均ブロックショット | 1.8 | 2.3 |
平均ターンオーバー | 2.7 | 2.0 |
FG成功率 | 58.6% | 51.4% |
3P成功率 | 17.4% | 30.8% |
フリースロー成功率 | 56.6% | 79.8% |
主な受賞歴 | ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー(3回) オールスター出場(8回) 2020年NBAチャンピオン | 2017年オールスターゲームMVP オールスター出場(8回) 2020年NBAチャンピオン |
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