ドウェイン・ケーシーHC「アイザイア・スチュワートに罰則を科すべきではない」
NBAキャリア2年目を迎えているデトロイト・ピストンズのアイザイア・スチュワートは現地21日、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスと激しい口論を繰り広げた。
その結果、スチュワートは2度のテクニカルファウルで、ジェイムスはフレイグラントファウル2で退場処分となったわけだが、NBAはスチュワートとジェイムスに出場停止処分、もしくは罰金処分を科す可能性がある。
だが、ピストンズを指揮するドウェイン・ケーシーHCによると、NBAはスチュワートに追加の処分を科すべきではないという。
ケーシーHCはスチュワートについて以下のようにコメント。The Detroit Free Pressが伝えている。
彼に処分を科すべきではない。
彼がすぐにコートから出なかったことについては、リーグが判断しなければならない。
彼は額を8針縫った。
彼は気が動転していたし、血が流れていたよね。
彼がコートを離れなかったことを除けば、リーグが彼に何かしらの処分を与えるとは思えない。
コートを離れなかったから退場させられたのだと私は思っている。
処罰は十分に受けたんじゃないかな。
この件で彼の人間性を決めつけてはならない。
彼のゲームを決めつけてはならない。
彼に同情する。
なぜなら、彼は素晴らしいコンペティターであり、すごくハードにプレイしているからね。
彼は素晴らしい若者だ。
彼は眉間にチープな打撃を見舞われたと思っている。
世間では異なる話になっているだろうね。
あれはアイザイア・スチュワートの人間性を示すものではない。
スチュワートは以前、ブルックリン・ネッツのブレイク・グリフィンに対して詰め寄った過去がある。
今回の件を受け、スチュワートにはトラブルメイカーのレッテルが貼られることになりそうだが、果たしてスチュワートは自身の行為をどう受け止めているのだろうか?
なお、スチュワートの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 16 | 84 |
平均出場時間 | 23.7 | 21.8 |
平均得点 | 7.3 | 7.8 |
平均リバウンド | 7.1 | 6.7 |
平均アシスト | 1.1 | 0.9 |
平均スティール | 0.4 | 0.5 |
平均ブロックショット | 1.2 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 0.9 | 1.0 |
FG成功率 | 54.5% | 55.1% |
3P成功率 | 11.1% | 30.6% |
フリースロー成功率 | 80.0% | 70.6% |
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