クリス・ブーシェの出場時間がさらに減少?
トロント・ラプターズのクリス・ブーシェはNBAキャリア4年目となった昨季、平均13.6得点、6.7リバウンド、1.9ブロックショットを記録した。
ラプターズの未来を担う選手になるだろうと期待されたブーシェだが、今季の出場時間は激減。
平均出場時間は昨季と比較すると半分近く減少しているが、今後さらに減少することになるかもしれない。
hoopsrumors.comによると、渡邊雄太が戦線に復帰した影響を受け、ブーシェの出場時間はさらに減少する可能性があるという。
ふくらはぎの怪我により長期離脱を強いられた渡邊雄太は、今季デビューとなったメンフィス・グリズリーズ戦でフィールドゴール3本をすべてミスしたものの、2スティール、2ブロックショットとディフェンス面で素晴らしいパフォーマンスを見せた。
一方、ブーシェの今季のブロックショットは昨季の平均1.9本を半分以上下回る0.8本となっているため、ブーシェはリム周辺で存在感を放つことができない限り、もしくは3ポイントを高確率で決めることができない限り、十分な出場時間を手にするのは難しいかもしれない。
とはいえ、選手間によるタフなレースが繰り広げられていることは、ラプターズにとってプラス要因となるだろう。
なお、ブーシェの昨季と今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | 2021-22 |
---|---|---|
出場試合数 | 60 | 18 |
平均出場時間 | 24.2 | 13.9 |
平均得点 | 13.6 | 5.7 |
平均リバウンド | 6.7 | 4.1 |
平均アシスト | 1.1 | 0.3 |
平均スティール | 0.6 | 0.6 |
平均ブロックショット | 1.9 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 0.8 | 0.6 |
FG成功率 | 51.4% | 37.1% |
3P成功率 | 38.3% | 19.1% |
フリースロー成功率 | 78.8% | 69.6% |
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