シャキール・オニールがジョエル・エンビードを上げてベン・シモンズを落とす
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのベン・シモンズは、チームにトレードを要求したことにより激しい批判を浴びている。
シクサーズファンはシモンズに対して憎しみとも言えるほどの感情を抱いていることもあり、シモンズがシクサーズのためにプレイしたいと思うことはもうないだろう。
一方、シクサーズファンは今季もMVPレベルのパフォーマンスを見せているジョエル・エンビードには惜しみなく愛を注いている。
そんな中、NBAレジェンドのシャキール・オニールがエンビードを称賛すると同時に、名前こそ出さなかったもののシモンズを批判した模様。オニールのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼(エンビード)はやるべきことをやっている。
彼はゲームを支配している。
僕はビッグマンを気にかけているし、ビッグマンの味方だ。
彼らには確かな方法でプレイし、確かなレベルでプレイしてもらいたい。
彼(エンビード)と彼のソフトパートナーの違いは、彼(エンビード)は泣くことなく批判を受け入れることができるという点にある。
彼は批判されながらもプレイしたいと思っている。
僕とチャールズ(・バークレー)は彼の味方だ。
彼の側にいるよ。
彼は泣かなかったし、「トレードしてほしい」とも言わなかった。
不当に扱われても文句を言わなかった。
それこそが違いだ。
もうひとりの男については、僕はリスペクトしていない。
コーチが「彼(シモンズ)抜きで優勝できる?」と質問された時、コーチはおかしな答え方をした。
彼(シモンズ)はそれでシーズンを全休しているんだ。
夏の間は自分のゲームに取り組まなければならない。
偉大な選手たちは批判されるものだ。
偉大な選手たちは批判に立ち向かっていく。
僕なら彼を追い出すね。
エンビードは全盛期を迎えており、シモンズをトレードしないことでエンビードの時間が無駄になってしまうという指摘も少なくない。
だが、シクサーズはNBAオールスタークラスの選手とでなければトレードに応じない姿勢を崩していない。
シクサーズはブルックリン・ネッツのジェイムス・ハーデンやワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビール、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードのような選手を望んでいるというが、シクサーズが動かない限りシモンズはタフな時間を過ごさなければならないだろう。
なお、シクサーズが最も獲得したいのはハーデンであり、今年夏に完全FAになるハーデンをサイン&トレードで獲得するために、少なくとも今季はシモンズをロスターに残すと噂されている。
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