ジョエル・エンビードがNBAプレイオフ後のコメントについて「正直に話した」
NBAオールスタービッグマンのジョエル・エンビードとともにフィラデルフィア・セブンティシクサーズを牽引していたベン・シモンズは、先月のトレードでブルックリン・ネッツに移籍した。
シモンズはシクサーズの一員としてプレイすることを拒否し、喧嘩別れのような形でネッツに移籍することになったわけだが、シモンズがシクサーズに対する信頼を失った要因のひとつとして噂されているのが、昨年のNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルで敗退した後のエンビードのコメントだ。
エンビードは当時、オープンにもかかわらずダンクではなくパスを選択したシモンズを批判したと報じられた。
だが、エンビードは彼自身の発言がシモンズの去就に影響を及ぼしたとは考えていないという。
「第7戦の後の記者会見での発言が事態の悪化につながった?」と質問されたエンビードは、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。
そうは思わない。
メディアは常に些細なことを取り上げようとする。
それによって論争が起こることがあるんだ。
記者会見全体を見てみると、彼ら(メディア)は僕に「何が起こったのか?敗因の理由は?」と質問してきた。
僕は文字通り、たくさんのことを挙げた。
正直に話した。
言いたいことを言った。
僕は人々を喜ばせるために自分を抑えたりしない。
僕は誰のことも傷つけていないと思う。
僕は「ダンクを逃した」とは言ったが、「チャンスを逃した」とは言っていない。
その後、フリースローを外したマティス(・サイブル)の名前は出した。
彼(シモンズ)の名前は出していなかった。
僕は「僕たちはフリースローを外した」と言い、敗因となったプレイを列挙した。
例えば、3ポイントシューターにファウルしてしまったことなどをね。
4点のビハインドだった時に僕がターンオーバーしてしまうと、彼ら(ホークス)にファストブレイクを許し、6点差にされた。
そのことも話した。
その他のミスなども話した。
だが、メディアはメディアさ。
僕が「レイアップをパスした」とか「フリースローを外した」とか言うと、それが取り上げられてしまうんだ。
シモンズがシクサーズのユニフォームを着ないと決めた理由は、おそらくひとつだけではない。
その中で最も大きかったとされるのは、シクサーズファンのシモンズに対する容赦ないバッシングだ。
残念ながらシモンズとエンビードは袂を分かつ結果になってしまったが、ふたりは過去のこととして乗り越え、新たなチームメイトたちとともにNBAタイトル獲得に向けて突き進むことだろう。
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