タイロン・ルーHCがジョエル・エンビードとジェイムス・ハーデンに「フリースローがなければ得点ランキングトップ10には入らない」

近年のNBAでは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジェイムス・ハーデンとアトランタ・ホークスのトレイ・ヤングなどのようにディフェンダーからファウルを引き出し、フリースローで得点を重ねる選手も少なくない。
誰から邪魔されることがないフリースローは、バスケットボールのゲームにおいて最もイージーなスコアリング手段のひとつだ。
しかし、ロサンゼルス・クリッパーズを指揮するタイロン・ルーHCはファウルを故意に引き出すスキルを快く思っていないのかもしれない。
ルーHCによると、ハーデンとジョエル・エンビードはフリースローがなければNBAの得点ランキングトップ10圏外に落ちるという。ルーHCのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
エンビードはフリースローでリーグ1位、ジェイムス・ハーデンは3位だ。
彼らのフリースローを取り除いたら、彼らはどちらもスコアリングでトップ10に入らないだろう。
ファウルをもらう技術に関しては賛否両論ある。
だが、ルール上間違ったことをしているわけではない。
つまり、ルールが変わらない限り彼らはこれからもフリースローでスコアリングを重ねるだろう。
一方、NBAファンにとってはうんざりするプレイのひとつでもあるため、NBAがルールを微調整することを願いたいところだ。
なお、今季のNBAのフリースロー成功本数トップ20選手は以下の通りとなっている。
※①フリースロー成功本数、②今季合計得点
| 順位 | 選手名 | 所属 | ① | ② | ②-① |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ジョエル・エンビード | PHI | 579 | 1787 | 1208 |
| 2 | ヤニス・アンテトクンポ | MIL | 498 | 1783 | 1285 |
| 3 | デマー・デローザン | CHI | 456 | 1880 | 1424 |
| 4 | トレイ・ヤング | ATL | 439 | 1915 | 1476 |
| 5 | ジェイムス・ハーデン | PHI | 418 | 1289 | 871 |
| 6 | ジェイソン・テイタム | BOS | 371 | 1889 | 1518 |
| 7 | カール・アンソニー・タウンズ | MIN | 364 | 1676 | 1312 |
| 8 | ジミー・バトラー | MIA | 360 | 1092 | 732 |
| 9 | ニコラ・ヨキッチ | DEN | 331 | 1754 | 1423 |
| 10 | シェイ・ギルジアス・アレクサンダー | OKC | 328 | 1371 | 1043 |
| 11 | ハリソン・バーンズ | SAC | 320 | 1156 | 836 |
| 12 | ジャ・モラント | MEM | 311 | 1543 | 1232 |
| 13 | ルカ・ドンチッチ | DAL | 303 | 1587 | 1284 |
| 14 | ケビン・デュラント | BKN | 299 | 1365 | 1066 |
| 15 | ジュリアス・ランドル | NYK | 293 | 1401 | 1108 |
| 16 | デビン・ブッカー | PHX | 288 | 1659 | 1371 |
| 17 | ザック・ラビーン | CHI | 278 | 1485 | 1207 |
| 18 | ステフィン・カリー | GSW | 275 | 1630 | 1355 |
| 19 | ディアーロン・フォックス | SAC | 261 | 1367 | 1106 |
| 19 | ジャレン・ジャクソンJr | MEM | 261 | 1197 | 936 |
| 19 | ルディ・ゴベール | UTA | 261 | 903 | 642 |



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