ジュリアス・アービング「レブロン・ジェイムスは選ばれし者」
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは、数々のNBA記録を打ち立てた偉大な選手のひとりだ。
今季は残念ながら出場試合数が規定に満たなかったためスコアリングタイトルは逃してしまったものの、レギュラーシーズンのキャリア通算得点でNBA歴代2位に浮上するなど、個人としては素晴らしいシーズンを送ったジェイムス。
だが、レイカーズをNBAプレイオフに導けなかったことにより、ジェイムスをGOAT議論から外すべきという声が出始めている。
そんな中、NBAレジェンドのジュリアス・アービングがジェイムスの偉業に言及した模様。
アービングによると、ジェイムスはGOATの基準を見直させるほど偉大なNBA選手だという。アービングのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼は皆の記録を追い抜いている。
彼は高校生の頃からプロの身体とプロの能力を持っていた。
そのような資質を備えた選手を僕は見たことがない。
最も近いのは、おそらくモーゼス(・マローン)だろうね。
ビル・ウィロビーも近かったが、成功しなかった。
他にはケビン・ガーネットもいるが、彼はレブロンでもなければモーゼスでもなかった。
その点において、レブロンは選ばれし者だ。
彼は40代になってもプレイするだろう。
キャリアを22年、23年と積み重ねていくだろう。
バスケットボールの世界では前人未到だ。
君たちも知っての通り、シャック(シャキール・オニール)とコービー(・ブライアント)は最後の数年間はベンチにいた。
サイドラインにいた。
レブロンはそうはならないだろうね。
彼は完璧な選手であり、マシーンだ。
彼はGOATの基準を見直させるほどの男になるだろう。
ジェイムスはNBA史上最高のスコアラーではなく、最高のオールラウンダーとして評価されている。
だが、スコアリング能力もNBA史上最高峰であるのは間違いない。
ジェイムスはまだ現役引退を考えていないというが、果たして何歳まで現役を続け、どのような偉業を重ねていくのだろうか?
なお、ジェイムスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 56 | 1366 |
平均出場時間 | 37.2 | 38.2 |
平均得点 | 30.3 | 27.1 |
平均リバウンド | 8.2 | 7.5 |
平均アシスト | 6.2 | 7.4 |
平均スティール | 1.3 | 1.6 |
平均ブロックショット | 1.1 (キャリアハイタイ) | 0.8 |
平均ターンオーバー | 3.5 | 3.5 |
FG成功率 | 52.4% | 50.5% |
3P成功率 | 35.9% | 34.6% |
フリースロー成功率 | 75.6% | 73.4% |
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