ジェイムス・ハーデン「フリースローはゲームの一部」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスター、ジェイムス・ハーデンとジョエル・エンビードは、ディフェンダーからファウルを引き出す技術に長けた選手だ。
そのハーデンとエンビードについて、ロサンゼルス・クリッパーズを指揮するタイロン・ルーHCは先日、「彼らからフリースローを取り除けば、NBA得点ランキングでトップ10に入らない」と指摘した。
ルーHCの発言はハーデンを不快な気分にさせたのかもしれない。
ハーデンはルーHCの指摘を受け、次のように反論したという。fadeawayworld.netが伝えている。
その件については気にもしていない。
フリースローはゲームの一部だ。
(フリースローで)リーグをリードしているジョエルとヤニス(・アンテトクンポ)を見てくれ。
彼らからフリースローを除いたからといってどうなるんだ?
僕にはあのコメントの意味が分からない。
フリースローはゲームの一部さ。
ルールを守り、ファウルしないのはディフェンスの役目だ。
コーチたちはそのことを選手たちに教えるべきじゃないかな。
僕は気にもしていない。
僕はただコートに出て、ゲームにインパクトをもたらすだけさ。
フリースローの件については、ハーデンはこれまで何度も同じような指摘を受けてきたのだろう。
NBAがルールを変えない限り、ハーデンは相手から巧みにファウルを引き出し、得点を重ねていくに違いない。
なお、NBA2021-22シーズンのフリースローアテンプトランキングのトップ20は以下の通りとなっている。
順位 | 選手 | 所属 | FTA |
---|---|---|---|
1 | ジョエル・エンビード | PHI | 803 |
2 | ヤニス・アンテトクンポ | MIL | 766 |
3 | デマー・デローザン | CHI | 593 |
4 | トレイ・ヤング | ATL | 553 |
5 | ジェイムス・ハーデン | PHI | 536 |
6 | ルカ・ドンチッチ | DAL | 489 |
7 | ジェイソン・テイタム | BOS | 469 |
8 | ニコラ・ヨキッチ | DEN | 468 |
9 | カール・アンソニー・タウンズ | MIN | 467 |
10 | ジミー・バトラー | MIA | 455 |
11 | ルディ・ゴベア | UTA | 439 |
12 | ジャ・モラント | MEM | 415 |
13 | ハリソン・バーンズ | SAC | 413 |
14 | ケビン・デュラント | BKN | 409 |
15 | RJ・バレット | NYK | 406 |
16 | シェイ・ギルジアス・アレクサンダー | OKC | 405 |
17 | ジュリアス・ランドル | NYK | 401 |
18 | ラッセル・ウェストブルック | LAL | 399 |
19 | パスカル・シアカム | TOR | 379 |
20 | ザック・ラビーン | CHI | 375 |
コメントを残す