2月のトレードでブルックリン・ネッツに移籍したベン・シモンズは、当初3月中に復帰できると報じられていた。

だがその後、椎間板ヘルニアを患っていることが判明すると、復帰は延期。

シモンズは注射による治療を受け、ここ最近はようやく接触ありの練習に参加できるようになったというが、復帰すると噂されていたNBAプレイオフ・ファーストラウンド第4戦の前に痛みがぶり返し、結局1試合も出場することなく今季を終えた。

シリーズ最終戦はバークレイズセンターを訪れることすらなかったというシモンズ。

そんな中、NBAスターのカイリー・アービングがシモンズをサポートする姿勢を改めて表明した。アービングのコメントをclutchpoints.comが伝えている。

僕たちはフランチャイズプレイヤー（ジェイムス・ハーデン）を失った。

僕たちはフランチャイズプレイヤー（シモンズ）を取り戻した。

だが、コートで彼を見ることはできなかった。

彼が僕たちと一緒にコートに立つことにプレッシャーはなかった。

ベンは良い選手だ。

僕たちにはベンがいる。

彼は来季、僕たちを支えてくれるだろう。

だが、今はページをめくり、僕たちがこれから構築していくことを楽しみにしている。

シモンズのシリーズ第4戦欠場が決定した時、ネッツの中には驚くと同時に憤慨した者もいたと噂された。

だが、ネッツの選手たちはシモンズをサポートし続け、シモンズもそれに応えるに違いない。

なお、シモンズはこの夏、セレブのバカンスのような時間は送らず、ネッツの施設でトレーニングに専念すると報じられている。