クリス・ポールの不調の原因は疲労?
フェニックス・サンズのクリス・ポールは、NBA史上最も偉大なポイントガードのひとりだ。
昨季はサンズをNBAファイナル進出に導き、今季はNBAトップの成績に貢献したポール。
だが、ダラス・マーベリックスとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第3以降は調子を落としている。
では、ポールが調子を落としている要因は何にあるのだろうか?
ミネソタ・ティンバーウルブズのパトリック・ベバリーと元NBA選手のマット・バーンズによると、ポールはタフなマッチアップを強いられ、疲労が蓄積している可能性があるという。ベバリーとバーンズのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
パトリック・ベバリー:
彼ら(マブス)は彼をオフ・ザ・ドリブルで攻撃している。ルカ(・ドンチッチ)は彼に対してポストで攻め、ジェイレン・ブラウンも彼にアタックを仕掛けている。
ディフェンスしながらプレイをクリエイトし、スコアリングするのは難しいんだ。
マット・バーンズ:
クリスは37歳だ。ここ4試合の彼はシュートを10本以上撃っていない。
だが、FG成功率50%、3P成功率54%だ。
彼は疲れているのか?
彼ら(マブス)は彼を疲れさせようとしている。
だから、彼はチームメイトたちを巻き込むことが最善策だと考えているのだろうか?
マブスのポールを攻める戦略は、うまくいっていると見るべきかもしれない。
もしサンズが第7戦を制し、カンファレンスファイナル進出を果たしたとしても、これから対戦するチームはマブスの戦略を取り入れ、ポールにアタックを仕掛けるだろう。
今季のNBAコーチ・オブ・ザ・イヤーに輝いたモンティ・ウィリアムスHCがどう対処するのか、注目が集まるところだ。
なお、ポールのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第1戦から第6戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 | 第6戦 |
---|---|---|---|---|---|---|
出場時間 | 29 | 36 | 37 | 23 | 35 | 36 |
得点 | 19 | 28 | 12 | 5 | 7 | 13 |
リバウンド | 5 | 6 | 7 | 5 | 2 | 2 |
アシスト | 3 | 8 | 4 | 7 | 10 | 4 |
スティール | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 |
ブロック | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
TO | 1 | 3 | 7 | 2 | 4 | 5 |
FG成功率 | 53.8% (7/13) | 68.8% (11/16) | 55.6% (5/9) | 50.0% (2/4) | 37.5% (3/8) | 57.1% (4/7) |
3P成功率 | 40.0% (2/5) | 50.0% (1/2) | 50.0% (2/4) | 100% (1/1) | 33.3% (1/3) | 60.0% (3/5) |
FT成功率 | 100% (3/3) | 100% (5/5) | – | – | – | 100% (2/2) |
+/- | +14 | +19 | -8 | -3 | +7 | -14 |
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改めて見ると、後半マジで酷いな