2年連続MVPのニコラ・ヨキッチがタコベルにキックバックを求める
NBA2021-22シーズンのMVPには、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが選出された。
2014年のNBAドラフト41位でヨキッチの名が呼ばれたt時、ちょうど大手ファストフードチェーンのタコベルのコマーシャルが流れ、記念すべきシーンが放送されなかったことから、ヨキッチがいかに注目されていなかったかが分かるだろう。
そのヨキッチがMVP選出されたため、タコベルの名前が頻繁にネット上に出ることとなったわけだが、陽気なヨキッチはタコベルのコマーシャルが放映された当時を振り返り、次のようにジョークを飛ばしたという。denverpost.comが伝えている。
正直に話すと、僕が人々を感動させているかは分からない。
そういったことは一度も考えたことがない。
だが、尊敬されるということは悪い人間ではないということだ。
僕は41位指名の男さ。
タコベルから何パーセントか(キックバックを)もらえたら良いね。
ヨキッチによると、MVPなど個人賞は人々から選ばれる賞であるのに対し、NBAチャンピオンは自ら勝ち取りにいくものであるため、NBAチャンピオンをこれからも追い求めていくという。
NBAドラフト当時はぐっすり寝ていて、まさか指名されるとは思っていなかったというヨキッチ。
馬小屋に運ばれ、「君の失敗を見たがっている人もいる。彼らを失望させろ」とメッセージが入ったTシャツを着た球団社長のティム・コネリーやマイケル・マローンなどナゲッツのスタッフたちにサプライズで祝福されたヨキッチは、ナゲッツをNBAチャンピオンに導く覚悟を改めて決めたことだろう。
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