クレイ・トンプソン「暗い日々もあったし涙したこともあった」

NBA2021-22シーズンのチャンピオンには、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン擁するゴールデンステイト・ウォリアーズが輝いた。
ウォリアーズがNBAファイナルに進出したのは2018-19シーズン以来、NBAチャンピオンになったのは2017-18シーズン以来だ。
3年前のNBAファイナルで大怪我を負い、その後2シーズンを全休したトンプソンにとって、このNBAタイトルは特にスペシャルなものになったようだ。
トンプソンによると、過去2年間はひどく辛い思いをしたこともあったが、周囲に励まされてここまで戻って来ることができたという。
トンプソンは過去2年間を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
兄に諭してもらった。
僕は動けなかったし、運転もできなかった。
ただじっとしていなければならなかった。
僕は動くのが大好き。
彼は僕に「耐えろ。耐えろ。耐えろ。すべては報われる」と言ってくれたんだ。
ステフに感謝する
暗い日々があった。
暗い日々があり、ベンチで涙したこともたくさんあった。
ステフが僕を励ましてくれた。
ドレイモンドとアンドレ(・イグダーラ)もだ。
ここにいられることに感謝している。
ものすごくクレイジーだ!
前十字靭帯断裂とアキレス腱断裂という大怪我を乗り越えて復活し、見事NBAタイトルを奪還したトンプソン。
コート上では何事もなかったかのようにプレイし続けたように見えるが、人々が想像できないほどの努力を重ねてきたのだろう。
トンプソン、カリー、グリーンを中心としたウォリアーズは、来季も互いを支えながら2度目のNBA連覇を目指すに違いない。
なお、トンプソンのNBAファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。
| – | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 | 第6戦 | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| 出場時間 | 39 | 30 | 39 | 41 | 40 | 41 | 
| 得点 | 15 | 11 | 25 | 18 | 21 | 12 | 
| リバウンド | 2 | 3 | 3 | 2 | 3 | 5 | 
| アシスト | 3 | 1 | 3 | 1 | 2 | 2 | 
| スティール | 0 | 2 | 1 | 1 | 2 | 2 | 
| ブロック | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 
| TO | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 3 | 
| FG成功率 | 42.9% (6/14) | 21.1% (4/19) | 41.2% (7/17) | 41.2% (7/17) | 50.0% (7/14) | 25.0% (5/20) | 
| 3P成功率 | 42.9% (3/7) | 12.5% (8/1) | 38.5% (5/13) | 40.0% (4/10) | 45.5% (5/11) | 25.0% (2/8) | 
| FT成功率 | – | 100% (2/2) | 100% (6/6) | – | 100% (2/2) | – | 
| +/- | -9 | 0 | -3 | +2 | +13 | +4 | 



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