NBAタイトル奪還を目指すロサンゼルス・レイカーズは、ラッセル・ウェストブルックをトレードで放出することを望んでいると噂されている。

だが、ウェストブルックをトレードで放出するには少なくともNBAドラフト1巡目指名権を1つ、もし見返りとして複数のロースプレイヤーを求めるならNBAドラフト1巡目指名権を2つ加えなければならないとされ、トレードの実現は難しい状況だ。

このような状況を受け、レイカーズはウェストブルックをキープする方向で動き始めているのかもしれない。

RealGMによると、レイカーズがウェストブルックをトレードで放出する可能性は日に日に低くなっているという。

レイカーズのヘッドコーチに就任したダービン・ハムは、就任当初からウェストブルックに期待を寄せている。

また、NBAオールスターのレブロン・ジェイムスが主催するトレーニングキャンプ前のミニキャンプにはウェストブルックも参加する予定であり、これらの状況を踏まえるとウェストブルックをキープする可能性が高いと言えるだろう。

ウェストブルックの契約は来季が最終年。

つまり、来年夏にFAになるウェストブルックにとってNBA2022-23シーズンは次の契約に向けた重要な時間となる。

果たしてウェストブルックは結果を残し、NBAスターとしての地位を取り戻すことができるだろうか？