ドレイモンド・グリーンがスターターの座を勝ち取ったきっかけとは?
ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、NBA屈指のディフェンダーであり、プレイメイカーとして知られている。
もしグリーンがいなければ、ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンは今のようなNBAキャリアを送ることができなかっただろう。
だが、2012年のNBAドラフト35位でウォリアーズに指名されたグリーンは、特に期待されるような選手ではなかった。
グリーンによると、ウォリアーズ入団以降は努力を積み重ねると、出場機会を与えられた時に実績を残したため、その後スターターに定着できたという。
グリーンは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
2年目のプレイオフ数試合で先発した。
デイビッド・リーが怪我したからね。
だが、3年目まで先発に定着しなかった。
デイビッド・リーがトレーニングキャンプ中に怪我し、シーズンが始まっても完治しなかったから、僕が先発したんだ。
そのシーズンは16勝2敗でスタートしたと思う。
デイビッド・リーが復帰した時、スティーブ・カーは「スターターはこのままでいこう」と言った。
そして僕が先発することになったのさ。
スターターに抜擢されたグリーンはその後着実に成長し、ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーやNBAオールスターに選出されるなど、素晴らしい実績を残した。
グリーンは数少ないチャンスに備えて必死に準備し、下剋上を狙っていたのだろう。
グリーンは来季もウォリアーズをまとめるパフォーマンスを見せ、NBA連覇に貢献するに違いない。
なお、グリーンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 46 | 685 |
平均出場時間 | 28.9 | 28.5 |
平均得点 | 7.5 | 8.7 |
平均リバウンド | 7.3 | 6.9 |
平均アシスト | 7.0 | 5.4 |
平均スティール | 1.3 | 1.4 |
平均ブロックショット | 1.1 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 3.0 | 2.2 |
FG成功率 | 52.5% (キャリアハイ) | 44.1% |
3P成功率 | 29.6% | 31.5% |
フリースロー成功率 | 65.9% (キャリアワースト) | 71.2% |
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