NBAがスコア修正のタイミングを変更へ
NBAはゲームをよりフェアなものにすべく、これまで多くのルールを調整してきた。
昨季NBAプレイオフ・イースタン・カンファレンスファイナルのボストン・セルティックス対マイアミ・ヒート第7戦で物議を醸した問題についても、ルール変更により対処しようとしているのかもしれない。
larrybrownsports.comによると、NBAは来季からスコアの修正のタイミングを早めるようルール変更する見込みだという。
今回の変更により、リプレイセンターはアウト・オブ・バウンズなど試合が止まるのを待たず、レフェリーがコールするとすぐに確認作業に取り掛かり、スコアの修正をアナウンスする。
また、スコアを修正する際はスコアラーズテーブルで青いライトを点灯させて知らせると報じられている。
ヒートのマックス・ストゥルスはシリーズ第7戦の第3Q残り11分にコーナーから3ポイントを沈め、セルティックスとの点差を2に縮めた。
だが、レフェリーはストゥルスの足がサイドラインを踏んでいる可能性があるとし、試合が止まった際にレビューを開始。
その結果、ストゥルスの3ポイントは取り消されたわけだが、ストゥルスが3ポイントを決めてから取り消されるまで約3分間が経過。
その時点でヒートは8点差でセルティックスを追っていたものの、3ポイントが取り消されたため、11点差に変わってしまった。
今回のルール変更により、このような事態が起こらなくなることを期待したいところだ。
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