ブルックリン・ネッツのベン・シモンズは、NBA屈指のディフェンダーであり、プレイメイカーだ。

その一方で、ジャンパーに課題を抱えている。

シモンズは精度の低いジャンパーでたびたび批判されているが、その批判がフェアではないと感じているのかもしれない。

シモンズはジャンパーへの批判について質問されると、次のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。

（ファンは）どうなったとしても僕に文句を言うだろうね。

たとえ僕がショットを決めたとしても、彼らは何と言うだろう？

「彼にはまだ無理だ。彼は皆をハッピーにできない」と言うだろう。

分かるかい？

それは「ヤニス（・アンテトクンポ）にシュートはあるのか？彼にできるのか？」と言っているようなものだ。

アンテトクンポはインサイドでアンストッパブルな選手だが、シモンズと同じようにアウトサイドシュートに問題を抱えている。

とはいえ、アンテトクンポは数々の個人賞を勝ち取った他、ミルウォーキー・バックスをNBAチャンピオンに導いた実績もある。

また、アンテトクンポがジャンパーをためらうことがないという点も、シモンズとの大きな違いのひとつだろう。

いずれにせよ、シモンズは信頼を勝ち取るまでさまざまな批判に耐えなければならないのかもしれない。